皆さんお元気ですか。緊急事態宣言が長引く中いろいろ大変な状態になっていますね。川奈の港も今まだ潜れない状態です。いつからオープンするのかは14日以降に発表予定です。こんなに長い間、潜れない何ってことが無かったので不安ですね。さて、今回のお題はダンゴウオです
ダンゴウオ
ダンゴウオ科 カサゴ目カジカ亜目に所属する魚です。
冷たい海に生息しています。川奈エリアでは12月頃~1月にかけ親ダンゴが見れます。2月になるといったん見れなくなるのですが多分このこの時期に卵を巣穴に産むのではないかと思われます。川奈ではまだ、巣穴が見つかっていません。
3月になると子ダンゴが見え始めます。
その、子ダンゴがだんだん大きくなり親ダンゴになる間見ることが出来ます。
5月中旬くらいまで見かけることがあります。体色も多彩で色んな色のダンゴウオが見れますが赤色が最も多いです。ダンゴウオが着くエツキイワノカワと言う海藻が赤いからだと思われます。
多くみられる色のダンゴウオです。
まだ、大きさは1cmにならないくらいです。
こんな細い海藻にもくっきます。なぜかと言うと腹ヒレのあたりに吸盤があるので流されないのです。ドラクエのスライムみたいで可愛いですよね~
他にも下の写真のような色のダンゴウオもいます。写真で見ると分かりやすいんですが実は擬態上手です。多彩な色は隠れるための七変化です。是非、自分で探してみて下さい。
子ダンゴは天使の輪がありさらい可愛さアップです。多分生まれて7日~10日くらいまでは天使の輪がありますがだんだん消えて行きます。この頃はアントクメと言う海藻に着いています。
多き時には一枚の葉に5,6個体も着いてることもあります。比較的にこの時期の子ダンゴは探しやすいです。
最近川奈ではダンゴウオの目撃例がなくなりつつあります。原因は分かりませんが一つは海藻が生えなくなったことが原因の一つだと思われます。水温が高いと海藻が生えません・・・温暖化も一つの要因ですね。また、たくさんのダンゴウオが川奈でも見れるよう少しづつ何かしないと思うます。